阿波尾鶏の特徴と仕入れる時のポイント

徳島県がかつては阿波国と言われ阿波踊りで有名な県ですが、阿波尾鶏はその徳島県の地場で誕生した鶏の品種の一つです。その特徴としては、日本の鶏の品種には名古屋コーチン、薩摩地鶏などのブランドが有名ですが、それを抑えて全国的に最大のシェアを誇り、出荷数もトップクラスの鶏のブランドが阿波尾鶏となります。
四国は隣りの県の高知県でも坂本龍馬が食したとされる軍鶏で有名ですが、阿波でも軍鶏の飼育が古くより行われ、それと食用に開発された阿波地鶏を交配させることで誕生したのが阿波尾鶏です。徳島県では阿波尾鶏を盛んにアピールして阿波牛・阿波ポークと並んでの畜産3ブランドの一角を占める存在として、宣伝活動を展開しています。
なお阿波尾鶏の味の特徴は、噛みごたえがある赤みの肉質で、それでいて甘みも感じられるコク深い肉です。他の地鶏と比較してもグルタミン酸やアスパラギン酸の量が豊富で、優れた栄養成分を多く含んでいる特徴も見られます。
また熟成度の高い特徴を持つ肉のため、他のブロイラーの肉と比べると冷蔵や冷凍による保存に適しており、品質劣化も起きにくい点でも支持を得ています。料理レシピとしては、その鶏肉を使ったすき焼きやワイン煮などを始め、鍋料理や丼もの、唐揚げなどの各種鶏料理にも最適です。
飼育期間も80日以上の時間をかけてゆっくりとしたペースで飼育され、脂肪の付着を抑制する飼料を与えて生育されます。軍鶏の流れを汲むため、身の引き締まりが強く、気性も荒い性質があるため飼育するのも一般的なブロイラーよりも難しい点も特徴となります。
地鶏認定のJAS規格が設けられ、その条件に適合したものを地鶏としますが、阿波尾鶏の飼育形態からその規格に適合しています。阿波尾鶏の仕入れのポイントとしては、2017年時点では約200万羽が生育されているため、流通量もそれなりにあるため、全国各地で入手することが可能です。
それと日本全国で阿波尾鶏の指定店が存在するため、その指定店で食することができます。ファミレス、料亭、居酒屋などの飲食店が指定店にもなっており、そこに出向くことで食べることも可能です。他に仕入れをして食べる上では、スーパーや弁当屋、焼き鳥専門店などで扱われていることも多いため、そこで仕入れることがポイントとなります。
保存も利きやすく、現在では日本でも生産量もトップのため、日本のほとんどの県でも流通していますが、北海道や新潟、福岡などで指定店が存在しない県もあります。

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