薩摩地鶏の特徴と仕入れる時のポイント

薩摩地鶏は鹿児島県で生産されていて、比内鶏、名古屋コーチンと並んで日本三大地鶏とも呼ばれています。国の天然記念物に指定されている薩摩鶏に別の鶏を掛け合わせ、血統が50%以上のものだけが薩摩地鶏として認められます。現在出回っているのは鹿児島県の畜産試験場が長年の研究開発を重ねて作りだした品種で、県内で指定された数件の農家が血統を守っていくために大切に飼育を行っているのが特徴です。

薩摩地鶏の大きな特徴は肉の甘みと弾力です。噛みごたえがあってしっかりした肉質はほかの鶏肉には見られないもので、地元では生で刺身として食べるのも人気です。そのため、仕入れのときはなるべく鮮度のよいものを選ぶのがポイントで、生や表面を軽く炙っただけでも食べられるように肉の色合いや新鮮さを考慮して選ぶようにしましょう。皮もしっかりした弾力があって美味しいのが特徴なので、ほかの種類の鶏肉だと皮を捨ててしまうことが多くても薩摩地鶏は皮をメインに食べる料理法もあります。居酒屋や焼き鶏専門店などでは皮を楽しむためのメニューも多く、独特の歯ごたえと旨味のおかげで全てのパーツを無駄なく食べられるのが特徴です。

商標登録もされているので、薩摩地鶏として販売できるのは地元の厳選された地鶏だけです。地鶏生産者協議会が厳しく管理を行っていて、全国の地鶏を対象にした「地鶏・銘柄鶏食味コンテスト」で最優秀賞を獲得した経歴もあるほどです。噛みしめると甘みや旨味が増す独特の肉質が特徴で、生で食べても鍋物や煮物に入れたりグリルや焼き鶏、ソテーなどにしても美味しく食べられます。地元の鶏料理専門店や焼き鶏店、和食レストランを中心に全国でも人気があり、ご当地グルメとしても定着しています。

薩摩鶏は気性が荒いので育てるのが難しく、在来種を維持するのも非常に困難だと言われています。仕入れるときには公式な薩摩地鶏のロゴが付いたものを選ぶのがポイントで、薩摩産でも地鶏ではないものや血統が50%以下のものには注意しましょう。本物の薩摩鶏はほかの鶏肉や輸入品のチキンなどに比べると味と食感が全く違います。噛みごたえや肉のうまみを楽しみたいなら、本場鹿児島の限られた農家だけで生産されている本物を選ぶことが大切です。肉の色が普通の鶏肉よりも濃いピンク色で、皮も茶色に近いようなきれいな黄色をしているのが特徴なので、色の薄いものや水っぽいものには気をつけましょう。

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